フェルメール初期作品、10億円超で落札（ロイター）

フェルメール初期作品、10億円超で落札ロイター 7月9日(水)19時39分配信

　７月８日、フェルメールの絵画が英ロンドンでオークションに掛けられ、約６２０万ポンド（約１０億８０００万円）で落札された。ビデオのキャプチャー画像（２０１４年　ロイター）［ロンドン　８日　ロイター］ - １７世紀のオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの絵画が８日、英ロンドンでオークションに掛けられ、約６２０万ポンド（約１０億８０００万円）で落札された。競売大手クリスティーズがツイッターで明らかにした。

競売に掛けられたのは、絵画「真珠の耳飾りの少女」などで知られるフェルメールが２３歳のときに手掛けたとされる作品「聖プラクセディス」。事前の評価額は最高で８００万ポンドだった。

同作品をめぐっては、本物かどうかについて論争が起きていたが、クリスティーズによると、アムステルダム国立美術館による調査で本物と認められた。

これまで同作品は、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン創業者の息子の妻だった故バーバラ・ピエセッカ・ジョンソン氏が所有していた。フェルメールの作品で個人所蔵のものは、このほか１点しかない。

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