<韓中首脳会談>予想外に地味な結果、韓国の身動きの

<韓中首脳会談>予想外に地味な結果、韓国の身動きの幅は南北関係改善がカギ(2) 中央日報日本語版 7月6日(日)13時30分配信 全般的に見れば過去よりも両国の指導者の関係がさらに近づいたかも知れないが、実質的な重大な変化をもたらせなかったと評価される。レトリック(修辞)ばかりが騒がしく中身はなかったということだ。国防大学外交安保大学院のパク・ヨンジュン教授は、「これまでのところ、中国の核心利益と韓国の核心利益の間に積集合が広くなったのではない。日中対立が深まる中で韓国の外交的活動半径を広げるには不足した面があった」と評価した。

日朝関係改善の試みもジェスチャーにとどまったとの評価が出ている。安倍首相が重視する日本人拉致問題の解決に若干の進展があったとはいうが、金正恩(キム・ジョンウン)政権の属性上、限界が明らかなためだ。北朝鮮の非核化に進展がない状況で日本の北朝鮮接近は制限的にならざるをえない。日本もそうした意思はないように見える。結局互いに相手方をてこに利用した日本と北朝鮮の外交孤立脱却の試みは簡単ではないというのが大方の意見だ。

北朝鮮としては血盟関係である中国との関係を再び引き上げ、米朝修交で確固とした体制安定を保証されることが究極的目標だ。だが、日本との接近はこれを満たすには力不足だ。日本から全面的な制裁解除を引き出すことも難しい状況だ。

結局先週の北東アジアでの外交熱戦はそれぞれの限界が明確な現実の壁を跳び越えるのは大変だということを再確認したわけだ。同床異夢のそれぞれが自ら倒生するところから出た一時的な合従連衡に終わる可能性が大きいようにみえる。構図自体を変えられるモメンタムはなかったという結論だ。

こうした状況で南北関係改善は有用な局面突破のカードになれるという提案が出ている。韓国が外交的に守勢に置かれ中国などに依頼しなければならないことが多くなったのは南北関係の悪化に一定部分起因しているためだ。韓国がしっかり管理さえすれば場合によっては北東アジアの外交舞台で主導権を握る契機になれるということだ。世宗(セジョン)研究所のチン・チャンス日本研究センター長は、「南北関係改善は韓国の身動きの幅を広げられる良いカードだ。結局韓国が出口を開くのに先導しなければならない」と強調した。(中央SUNDAY第382号)
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