アブ(あぶ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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注目ワード:アブ
アブ(虻・?)は、昆虫綱ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)の一群の総称である。その範囲や定義は完全には一致しないが、広義にはおおよそ、廃止された分類群である直縫群 Orthorrhapha、もしくはそれにやや異同のあるグループをアブと呼ぶ。後者は基本的に、和名に「アブ」とつく種のグループと一致するが、このグループは直縫群と大半が一致するものの完全には一致しない。 狭義にはアブ科の総称とするが、狭義のアブについては科記事を参照せよ。 呼称 漢字の「虻」と「?」は同字の異字体で、「?」が本字ともされる。 「あぶ」は春の季語である。 害虫としてのアブ ウシアブなどのメスは、血を吸う害虫として忌み嫌われている。刺された瞬間、チクッというような痛みがあり、アブに刺されたことがすぐにわかる。個人差があるが、一般的に強いかゆみがある。アレルギーがある場合、化膿し水ぶくれができることがある。ムシヒキアブ科、ことにシオヤアブは脊椎動物にも向かっていく反面、幼虫も成虫も他の虫を積極的に捕食することから益虫としての面も持つ。