KOH(ゆのみギャル) | CLUB METRO | 京都メトロ
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注目ワード:KOH
『水酸化カリウム』より : IUPAC名=
別名=苛性カリ
組成式=KOH
式量=56.11
形状=白色固体
結晶構造=
CAS登録番号=1310-58-3
密度=2.04 相=固体
水への溶解度=110 温度=25
融点=380
沸点=1,324
水酸化カリウム(すいさんかカリウム、potassium hydroxide)は硬くてもろい白色の結晶である。苛性カリとも呼ばれる。化学式は KOH であり、分子量は 56.11 である。塩化カリウムの水溶液を電解して得られる。
潮解性があり、水、エタノールによく溶け、水溶液は強いアルカリ性を示す。タンパク質に対し強い腐食性があるため、毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている。
物性・化学特性は水酸化ナトリウムとほとんど同じであり、水酸化ナトリウムよりもアルカリとしての強度が大である。したがって無機工業原料としては安価な水酸化ナトリウムが代用される場合が多い。もちろん生成物にカリウムが必要な場合は代用されない。実際の反応では強度の違いが表面化することもある。例えば、ベンゼンスルホン酸塩をアルカリ融解する際、水酸化ナトリウムだけではほとんど進行しないが、水酸化カリウムを1/3程度加えると速やかに完了する。また、油脂の鹸化は水酸化ナトリウム水溶液では時間がかかるが、水酸化カリウムはアルコールに溶けやすく、均一になって容易に進む。